今季、46年ぶりにフランス1部リーグの舞台へ帰ってきたパリFC。
2024年に高級ブランド『LVMH』を所有する大富豪ベルナール・アルノー氏の一族が、レッドブルと共同でクラブの経営権を取得(持株比率はアルノー家が52.4%、レッドブルが10.6%)。
すると昨季のリーグ・ドゥでいきなりロリアンに次ぐ2位に入り、念願だったリーグ・アン復帰を果たしている。
パリFCはその名の通り、フランスの首都パリがホーム。そのため、国内の絶対王者であり、現欧州王者でもあるパリ・サンジェルマンとのダービーマッチに対する注目度は高い。
しかも、パリFCは昨季までは陸上トラックのあるスタッド・セバスティアン・シャルレティ(約2万人収容)をホームとしていたが、今季からは専用スタジアムのスタッド・ジャン=ブーアン(同じく約2万人収容)をホームとして使用する。
その場所がこちら!
パリFCの新たなホーム、スタッド・ジャン=ブーアン(向かって左)は、PSGのホームであるパルク・デ・プランス(向かって右)と、道一本を隔てて隣接。「世界一のご近所ダービー」として話題となっている。
パリFCは今週末の31日(日)、待望のホーム開幕戦で同じ昇格組のメスと対戦予定。
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ラグビーで使用されることも多い“パルク・デ・プランスのお隣”でどのような試合が展開されるのか楽しみにしたい。