今月27日にチリで開幕するU-20ワールドカップ。

グループAでチリ、ニュージーランド、エジプトと対戦するU-20日本代表は、先日、大会を戦うメンバー21名を発表。

7月にJ1京都サンガからスペインのレアル・ソシエダに移籍したDF喜多壱也もその一員に選ばれた。

19歳の喜多は、身長189cmを誇る大型センターバック。スペイン2部リーグを戦うソシエダのリザーブチーム(サンセ)で、ここまで3試合に出場している。

そうしたなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、こう伝えていた。

「喜多、U-20ワールドカップ日本代表に選出。

彼は日本が大会で勝ち進めば、約1ヶ月間クラブでの試合に出場できない可能性がある。喜多の選出はサンセ監督にとって、2部リーグのスケジュールにおける痛手となる。

おそらく日本のトレーニングキャンプ前に移動することになるため、来週のエイバル戦(21日)への出場は微妙。確かなのは、コルドバ戦とグラナダ戦は欠場することだ。

ワールドカップでの日本のパフォーマンス次第では、アンドラ戦とウエスカ戦も欠場する可能性がある。日本代表は優秀な選手を揃え、大会での躍進への期待も高いため、喜多の復帰は10月に入ってからになる可能性もある」

日本はグループステージ最終戦は10月3日。決勝トーナメントに進出した場合、決勝まで最大4試合を戦う可能性がある。喜多の離脱は、サンセにとっては痛手になりうるようだ。

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なお、喜多以外の海外組メンバーは、⼩杉啓太(ユールゴーデン)と⾼岡伶颯(ヴァランシエンヌ)。

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