ゲームの企画・開発・運営事業を展開するサイゲームス(Cygames)は26日、内閣府が推進する「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」の制度を活用し、佐賀県鳥栖市が計画する「『スポーツのまち鳥栖!』実現プロジェクト」への寄付を実施したと発表した。

過去にはJリーグのサガン鳥栖のユニフォームスポンサーを務めていたこともあるサイゲームス。

親会社のサイバーエージェントが2018年10月にFC町田ゼルビアの経営に参画したこともあってか、2018シーズンを最後にユニフォームスポンサーからは離れたものの、その後も何度か企業版ふるさと納税を活用し、鳥栖市や佐賀市への寄付を実施してきた。

今回、サイゲームスが寄付を行った「『スポーツのまち鳥栖!』実現プロジェクト」は、市内の各スポーツ施設の魅力向上や、市をホームタウンとするプロスポーツチームと市民との交流機会を増やすことで、市民一人ひとりがスポーツに慣れ親しみ、スポーツを地域の宝として実感できる街づくりを目指すプロジェクト。

サイゲームスはこのプロジェクトに賛同し、鳥栖市のスポーツ振興や地域発展の一助となることを願い、寄付を実施。寄付金は以下の事業に利用されるとのことだ。

・駅前不動産スタジアムの夜間照明施設LED化事業
・駅前不動産スタジアム、北部グラウンドの芝生張替事業
・プロスポーツチーム地域交流推進事業
・鳥栖駅・スタジアム周辺防災照明整備事業

やはりサガン鳥栖関連の事業が主なようだ。

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サイゲームスは今後も、本業であるゲーム事業の枠にとらわれず、スポーツなど様々なフィールドを通じて、「最高のコンテンツを作る会社」というビジョンのもと、社会に多様な価値を提供する活動を行っていくという。

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