U-20日本代表は、チリで開催中のU-20ワールドカップのグループステージを3連勝で突破した。
2連勝で迎えた3日のニュージーランド戦は、すでに決勝トーナメント進出を決めていたこともあり、メンバーを入れ替えた。
GKには唯一17歳でメンバー入りした最年少の荒木琉偉を起用。身長194cmの荒木は好セーブでチームを救うシーンもあった。
日本は前半22分に小倉幸成(法政大)のミドルシュートで先制すると、後半には相手のオウンゴールと石井久継(湘南ベルマーレ)のゴールで追加点を奪取。
結局、シュート18本を放った日本が3-0の勝利を収めた。
一方、ニュージーランドは、エジプトとチリと同じく1勝2敗となったが、最下位で敗退決定。ニュージーランド紙『Stuff』は、こう伝えていた。
「ニュージーランドは日本の一流レベルに対抗する手段を持っていなかった。
相手が大幅にメンバーを変更し、主力選手数人を休ませていたにもかかわらず、テクニックとスキルの差があまりにも大きかった。
日本の組織的な守備を崩すのはあまりに難しいタスクだった。
監督がブルック・スミスをスーパーサブとしてベンチに置いた決断も裏目に出たかもしれない。彼の不在で創造性が大いに欠け、これまでの2試合で見せたような危険性をほとんど発揮できず。
日本があまりにも強すぎた。小倉の素晴らしい一撃で先制点を奪うと、後半にはオウンゴールと石井のゴールでさらに2点を追加した。
若きサムライブルーはグループステージを3戦全勝で終え、優勝という大きな野心を抱いている」
個人としてもチームとしても相当な差があったと感じたようだ。
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