チリで開催中のU-20ワールドカップ。
U-20日本代表は3日にニュージーランドとのグループステージ最終節を戦った。
日本はすでに2連勝で決勝トーナメント進出を決めており、この日はメンバーを入れ替えた。スタメンは、この通り。
荒木琉偉
小杉啓太
市原吏音
小倉幸成
神田奏真
横山夢樹
塩川桜道
森壮一朗
中川育
石渡ネルソン
平賀大空
GKはピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾ではなく、17歳の荒木を起用した。
日本は前半22分にMF小倉幸成(法政大学)が左足から放った圧巻のミドルシュートで先制。
荒木の好セーブでピンチを阻止すると、後半には相手のオウンゴール、そして、石井久継(湘南ベルマーレ)が鋭いフェイントから追加点を奪った。
シュート18本(枠内10本)を放った日本が3-0の勝利を収めている。
日本はエジプトと開催国チリにもいずれも2-0で勝利しており、グループステージは3試合全勝。7得点・無失点という強さを見せつける結果となった。
20歳の小倉は、現地入りしてから、自らのコンディションはよくなかったが、辛抱強くやった結果としつつ、これからは全部勝つだけと試合後のインタビューでコメント。
そして、船越優蔵監督は、どの試合も簡単ではなかったが、選手たちが頑張ってくれたとしつつ、決勝トーナメントは、生きるか死ぬかのどちらかなので、次の試合にすべてを賭すと述べていた。また、現地まで駆け付けてくれた日本サポーターだけでなく、地元チリのファンにも応援してもらえるのは嬉しいとも。
日本の決勝トーナメント1回戦は8日に行われる。
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