2026年の北米ワールドカップに向けたチーム作りを進めている日本代表。

メキシコ、アメリカを相手に1分1敗に終わった9月のアメリカ遠征を経て、10月と11月は国内で「キリンチャレンジカップ2025」4連戦を行う。

その初戦の相手は、南米予選6位で4大会ぶり9回目のワールドカップ出場を決めたパラグアイだ。

予選序盤で苦戦を強いられたパラグアイは、2024年8月、アルゼンチン人のグスタボ・アルファロ監督を招聘。アルファロ監督は直前までコスタリカを率いており、パラグアイはコパ・アメリカ2024でそのコスタリカに1-2の敗戦を喫していた。

2020年から2023年まではエクアドルの指揮を執り、前回のカタールワールドカップも戦った63歳の指揮官は、チームの立て直しに見事成功。パラグアイは監督交代以降6勝5分1敗の成績で予選突破を決めている。

伝統的に“堅守”の国として知られるパラグアイ。規律を重んじるアルファロ監督との相性は良好で、予選18試合で10失点はエクアドル(5失点)に次ぐ2位タイだ。

森保一監督の日本代表にとっては、「攻撃的な3バック」の現在地を把握するうえで格好のテストマッチとなるに違いない。

日本とパラグアイの一戦は、10月10日(金)19:20から大阪のパナソニックスタジアム吹田で開催。気になる放送予定は以下の通り。

テレビ放送

日本テレビ系

解説:城彰二、林陵平
実況:伊藤遼
日本リポート:中野謙吾
パラグアイリポート:田中毅
サブアナ:山本紘之

ネット配信

TVer

パラグアイ戦は、日本テレビ系列で地上波生中継される。解説は城彰二氏と林陵平氏が担当。伊藤遼アナウンサーはこれが日本代表戦初実況になる。

放送では、AIトラッキングシステムを導入し、ピッチ上の距離や角度をリアルタイムで画面表示。セットプレー時にゴールまでの距離・角度を数値化することに加え、プレー中のDFラインについても選手たちの連携が分かりやすく表現される予定。

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インターネットでは、『TVer』にて試合のライブ配信が行われるほか、YouTubeの日テレスポーツ公式チャンネルでは、試合前練習をライブ配信。練習終了後には、会場到着時の監督インタビュー、選手インタビューをフルバージョンで配信するという。

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