U-20日本代表が躍進を見せているU-20ワールドカップ。

U-20イタリア代表も同大会の決勝トーナメントに勝ち進んでいるが、U-21イタリア代表は現在、U-21欧州選手権予選を戦っている。

そのU-21イタリア代表のトレーニング風景が話題になっている。

選手たちは眼帯で片目を覆っており、海賊のようだとの声もある。

『DAZN Italia』は「片眼帯トレーニングは、バランス感覚、神経筋協調性、注意力の向上に役立ち、身体的な疲労感を軽減する」とその様子を紹介している。

また、『Fanpage.it』によれば、U-21イタリア代表を率いるシルヴィオ・バルディーニ監督は、ペスカーラを率いた際も同様のトレーニングを取り入れていたそう。

「片目だけを開けた状態を維持することで、集中力を保ち疲労感を軽減する非常に特殊な技術。ボクサーがよく用いる技法であり、バルディーニ監督はそれに感銘を受け、サッカーに応用した。

専門家によれば、片目を覆うことで脳が視覚情報の減少を補おうと働くため、身体的な負担が軽減される感覚が得られるという。

バルディーニ監督はすでにカターニアでこの種のトレーニングを導入しており、選手の身体的・技術的持久力に与える影響に深く感銘を受けていた。

ペスカーラの選手は、『簡単ではなかったが、監督は視覚的に役立つと説明してくれた。ボールを受けた時にコントロールに集中でき、技術が向上する』と語っていた」

森本も!川崎市出身のサッカー選手「最強の5人」

67歳のバルディーニ監督は、カターニア時代に森本貴幸氏を指導したこともある。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉GKホセ・スアレス「毎日不安に襲われた」無所属期間を乗り越え日本一の守護神へ