日本代表は、14日に王国ブラジルと対戦する。
そのブラジルは10日にソウルで行われた韓国戦に5-0で快勝した。前半13分に18歳エステヴァンの得点で先制すると、その後も得点を重ねた。
ブラジルは2026年W杯南米予選を突破したものの、5位と苦しんだ。今年5月にイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督を招聘し、チーム作りを進めている。
『Globo』によれば、アンチェロッティ監督は、韓国戦後にこう話していたそう。
「完璧な試合だった。オンザボールでもオフザボールでも、素晴らしいプレーができた。チームのコミットメントは非常に高かった。
チームのパフォーマンスには非常に満足している。ソリッドな守備でしっかりとした土台を築けば、当然のことながら、前線で個々のクオリティが光る。
ロドリゴとエステヴァンが素晴らしいプレーを見せてくれたおかげで、チームは素晴らしいパフォーマンスを見せた。
このチームはバラエティに富んでいる。攻撃的な解決策も多くあり、今日は選手個々のクオリティを活かすことができた。
この試合の鍵は先制点だった。韓国はミドルブロックで守備を開始して、我々の守備陣にプレッシャーをかけようとしてきた。
エステヴァンの先制点で相手の守備陣が少し崩れ、その後は攻撃で試合をコントロールしやすくなった」
この日のブラジルは、1トップにマテウス・クーニャを置き、その下にヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、エステヴァンを配置する形だった。
指揮官は「ストライカーとしてのクーニャは、ボールの出しどころを大いに助けてくれる。豊富に動き回り、相手のポジションを固めさせない。そして、今日のように、相手がセンターバックやDFラインに激しくプレッシャーをかけてきた時には、クーニャのポジションはさらに重要になる」とも話していたそう。
日本はブラジルとの対戦で2分11敗といまだに勝ったことがない。韓国に圧倒的強さを見せつけたセレソン相手にどんなプレーを見せるのか注目される。