J1のサンフレッチェ広島は15日、MF田中聡の負傷について詳細を発表した。
田中は、10月12日(日)に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・プライムラウンド準決勝第2戦の横浜FC戦で相手選手と接触。前半32分にトルガイ・アルスランと負傷交代していた。
クラブからの発表によると、広島県内の病院で検査を受けた結果、田中は顔面骨折および脳震盪と診断されたという。
田中は2002年8月13日生まれの23歳。湘南ベルマーレでプロとなり、10代の頃からチームの主力として活躍。2022年から2023年にかけてはベルギー1部コルトライクへの期限付き移籍も経験した。
今季から広島へ加入すると、中盤のダイナモとして負傷離脱を挟みながらここまでリーグ戦で24試合1ゴールを記録。7月の東アジアE-1選手権で日本代表デビューを飾っていた。
広島は現在、J1で5位につけているほか、ルヴァンカップで決勝、天皇杯で準決勝に進出。さらにはAFCチャンピオンズリーグエリートにも参戦し、過密日程の中で“4冠”にチャレンジしているだけに、田中の離脱は大きな痛手となる。
Jリーグ選手、海外から見た『想定移籍金』が最も高い10選手!1位は18歳の日本代表
サンフレッチェ広島は次戦、17日(金)にFC東京とのホームゲームに臨む。