日本サッカー協会(JFA)は15日、U-22日本代表が11月14日(金)にイングランド・ドンカスターでU-20イングランド代表と対戦することが決定したと発表した。
また、11月17日(月)にはイングランド・プレミアリーグ所属のAFCボーンマスとトレーニングマッチを行うこともあわせて発表されている。
日本は「U-22代表」、イングランドは「U-20代表」となっているが、JFAによれば両チームとも2005年生まれ以降のロサンゼルス五輪世代になるとのこと。監督も五輪世代の大岩剛氏が務める。
同世代は先日、船越優蔵監督のもとでU-20ワールドカップを戦ったばかりだが、ほぼ同時期に大岩監督率いるU-22日本代表としてAFC U23アジアカップ予選にも出場。後藤啓介(シント=トロイデン)や塩貝健人(NEC)など欧州組も参加し、3戦全勝で本大会出場を決めた。
今回は両者を融合する形で、2028年のロス五輪に向けたチーム作りが本格的にスタートする。インターナショナルマッチウィークに欧州で活動するため、現状の最強メンバーが招集される見込みだ。
以下は大岩監督のコメント。
「今回の遠征でU-20イングランド代表と、プレミアリーグのAFCボーンマスとアウェイで対戦できることは貴重な機会だと思います。この遠征が来年1月に行われるAFC U23アジアカップに向けて強化の場となりますし、ロサンゼルスオリンピックを目指す同世代のイングランド代表とできることは、我々にとっても大きな経験となります。自分たちの持てる力を発揮し、個人としてもチームとしても様々なことにトライできるよう、しっかりと準備していきたいと思います」
U-22日本代表とU-20イングランド代表の一戦は、現地時間11月14日(金)19:30からドンカスターのエコパワー・スタジアムで開催。11月17日(月)のボーンマスとのトレーニングマッチは非公開で行われる。
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ただ、ボーンマスの発表によれば、対戦するのはアラン・コネル監督率いる育成チーム(Development Squad)とのこと。また、試合はクラブ公式の「afcbTV」でライブ配信されるという。