この夏にJ1湘南ベルマーレからデンマークの強豪ブレンビーに移籍した福田翔生は24歳のアタッカーだ。
名門の東福岡高校から当時JFLのFC今治に加入すると、その後、J3のY.S.C.C.横浜でゴールを量産して、J1に引き抜かれた苦労人でもある。
2024年シーズンにはJ1で10ゴールとブレイクすると、今シーズン途中に海外移籍を決断した。
その福田は、先月ブレンビーに着任したスティーヴ・クーパー新監督のもとでレギュラーに抜擢されたが、19日のAGF戦では前半途中に交代を余儀なくされた。
ストレッチャーに乗せられてピッチを後にしたが、怪我ではなく、体調不良だったようだ。
『Bold』などによれば、福田はピッチにぐったりと横たわると、立ち上がることができなかったため、ストレッチャーで運ばれることになったという。クーパー監督は福田についてこう話していた。
「彼は体調が悪かった。試合前には何も言わなかったが、何かがおかしいことはすぐに分かった。最終的には彼にとって負担が大きすぎた。
何かおかしいと分かったし、彼自身もそれを我々に伝えた。だから早い段階で交代を検討したが、彼なら乗り切れると信じていた。ただ、彼は続行できず、それで交代させた」
試合中に体調を崩したようだ。
なお、試合は3-3の引き分けで終了。ブレンビーの内野航太郎はベンチ入りしたものの、出場はしなかった。