様々なクラブが夏のマーケットで新しい選手の確保に動いたものの、その一方でチャンスを得た若手選手がポジションを奪うことも多くなっている。

今回は『FootballTransfers』から「今シーズンの5大リーグにおいて登場してきた5名の新しい才能」をご紹介する。

プレミアリーグ:ジョッシュ・キング

クラブ:フラム

年齢:18歳

国籍:イングランド

今シーズンのイングランド・プレミアリーグで最も驚くべきブレイクを見せている選手といえば、フラムの18歳MFジョッシュ・キングであるといえるだろう。

昨シーズンは全公式戦をあわせても11試合にしか出場しておらず、チームの端役に過ぎなかった。しかし今季はプレミアリーグだけでもすでに7試合すべてに先発出場(2025年10月20日現在)しており、トップレベルのクオリティに馴染んでいる。

セントラルミッドフィルダーとしてプレーする彼のボールコントロールは素晴らしく、ピッチを駆け上がるボールキャリーも驚異的だ。このままの好調を保つことができれば、イングランド代表にも選ばれることになるだろう。

ラ・リーガ:エタ・エヨング

クラブ:レバンテ

年齢:22歳

国籍:カメルーン

昨季はビジャレアルに所属していたエタ・エヨングであるが、その活躍は「2軍の帝王」だった。Bチームでは30試合に出場して19ゴールと大活躍したが、トップチームではわずかな試合でしか起用されなかった。

ビジャレアルは彼をわずか300万ユーロ(およそ5億2000万円)でレバンテへと売却しているが、その契約には「将来発生した移籍金の一部をビジャレアルに払う」という条件が入っていると報道されている。

それはビジャレアルにとって非常に有用な条項になりそうだ。エヨングはすでに9試合に出場して5ゴール3アシストを記録しており、リーガ全体でも屈指のストライカーに成長している。すでに市場価値は2000万ユーロまで上がっており、来年夏の注目株になりそうだ。