カタール代表の主将を務めるFWハッサン・アル・ハイドゥースは16日、自身のXを更新。

同国の2大会連続のワールドカップ出場権獲得に貢献した同選手は、ファンに向けて2026ワールドカップアジア4次予選でのサポートを感謝するとともに、パレスチナ・ガザ地区へ寄付を行ったと明かした。

カタール代表の背番号10は「喜びの瞬間にあっても、私たちは世界のあらゆる地域で苦しむ兄弟、姉妹を思い起こし、我々の成功を彼らの原動力に変えなければいけません。今回の(ワールドカップ)出場権獲得が、ガザの人々にとって安全な生活の始まりとなることを願っています」とつづり、「ガザ地区に学校と体育館を建設する寄付を行います。教育とスポーツこそが、ガザが生き返る道だと信じています」とガザ地区への寄付を表明した。

なお、寄付金金額については明かされていない。

ハイドゥースは、これまでにもパレスチナ支援を示す行動をとってきた。

カタールメディア『Al Arab』によると、2023年にカタールで行われたアジアカップでは、開会式で自らの代わりにパレスチナ代表主将のDFムサーブ・アル・バタートに宣誓をさせて、大きな話題になったという。

同選手の投稿には、「フィールドでも、フィールドの外でも模範的だ」「他のアラブ諸国の代表チームがワールドカップ出場を果たしたときにも、このような素晴らしい取り組みがあることを願っています」など、ハイドゥースを称賛するコメントやパレスチナ支援に対する前向きな反応が寄せられた。

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カタール代表主将のワールドカップでの活躍は、パレスチナに住む多くの人々が願っている。

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