J1の浦和レッズは22日、オーストラリア人DFルカ・ディドゥリカとプロ契約を締結したと発表した。

ディドゥリカは2007年9月18日生まれの18歳。オーストラリアのノース・ジーロング・ウォーリアーズで育成され、最近までメルボルン・ヴィクトリーU-21に在籍していた。

身長2メートルの長身DFで、今年初めに浦和の沖縄キャンプにも参加していたディドゥリカ。日本でプロキャリアをスタートさせることを決断した18歳のコメントはこちら。

「初めてのプロ契約を浦和レッズと結ぶことになり、大きな誇りと喜びを感じています。

この伝統あるクラブの一員になれたことを光栄に思い、さらなる成功とタイトル獲得に貢献できるよう全力を尽くします。

浦和レッズと強い絆を感じています。Go Urawa Reds!」

なお、ディドゥリカの父親は、オーストラリア出身でオランダの名門アヤックスやAZなどで活躍し、ルーツであるクロアチアの代表として2006年ドイツワールドカップにも出場したGKジョーイ・ディドゥリカ氏(同W杯でクロアチアは日本と対戦したがディドゥリカの出場は無し)。

AZ時代のジョーイ・ディドゥリカ氏

親子ともにアカデミー時代を過ごした地元のノース・ジーロング・ウォーリアーズは、ルカ・ディドゥリカの浦和加入を受けて以下のようにSNSで綴っている。

「元NGWFCジュニアのルカ・ディドゥリカ選手が、正式に浦和レッズと契約を結んだことをお知らせします。おめでとうございます!

ルカはジュニアからシニアまでNGWFCの育成段階を着実に歩み、その才能、努力、そして献身を常に示してきました。

ウォーリアーズ・ファミリー一同、ルカを心から誇りに思っています。これから大舞台で輝く姿を見るのが待ちきれません!」

ルカ・ディドゥリカは、本日22日(水)より浦和のトップチームへ合流予定。

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ただ、Jリーグにおける選手登録期間は終了しているため、2025シーズンの公式戦に出場することはできない。

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