フェイエノールトに所属している日本代表DF渡辺剛が怪我から復帰し、チームの全体トレーニングに合流したことが明らかになった。

10月初旬に行われたインターナショナルマッチウィークで日本代表のメンバーに招集され、パラグアイ戦とブラジル戦の2試合に出場した渡辺剛。

しかしながら、そのハードなスケジュールの中でふくらはぎを負傷してしまったため、先週末に行われたヘラクレス・アルメロ戦ではメンバー入りすることができなかった。

フェイエノールトではディフェンダーに怪我人が相次いでおり、ゲルノト・トラウナーやトーマス・ベーレンが長期離脱している状況であるため、渡辺がどのあたりで戻ってくることができるのか注目されていた。

そして『Voetbal Primeur』の報道によれば、フェイエノールトが23日のELパナシナイコス戦に向けた最終調整を行っていた際、ピッチに渡辺剛の姿が見られたとのこと。

ただし、フェイエノールトは今週末にエールディビジ第10節のPSVアイントホーフェン戦を控えていることから、渡辺剛がパナシナイコス戦で起用されるかどうかは不透明であるという。

フェイエノールトは現在エールディビジで9試合を終えて8勝1分の首位に立っているが、PSVもそれからわずか3ポイント差の2位につけており、首位攻防戦とも言える重要なビッグマッチである。

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一方のヨーロッパリーグでは開幕から2試合を終えて2連敗を喫しており、決勝トーナメント進出が難しくなっている状況のなか、ロビン・ファン・ペルシー監督がどのような選択をするのか注目されている。

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