アメリカMLSのインテル・マイアミは23日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約を2028年のシーズン終了まで延長すると発表した。
17歳だった2004年にバルセロナでプロデビューし、瞬く間に世界一への階段を駆け上がっていったメッシ。バルサで数多のタイトルを獲得したのち、パリ・サンジェルマンで2年間を過ごし、2023年6月にインテル・マイアミへ加入した。
2022年のカタールワールドカップで悲願の世界制覇を達成していたメッシは、以降MLSの発展に大きく貢献。インテル・マイアミでも加入初年度にクラブ初タイトルとなるリーグスカップを制し、チームを今夏のクラブワールドカップ出場へと導いている。
現在38歳のメッシとインテル・マイアミの契約は2026シーズン終了までだったが、今回、これを2年延長。41歳となる2028シーズンまでチームにとどまることが決まった。
以下は関係者のコメント。
リオネル・メッシ(建設が進む新スタジアム「マイアミ・フリーダム・パーク」にて)
「このプロジェクトの一員としてここにとどまれることを本当に嬉しく思います。夢のような時間が、今では美しい現実となりました。
このスタジアム、マイアミ・フリーダム・パークでプレーできることは特別なことです。マイアミに来てからずっと幸せを感じていますし、ここでこのまま歩みを続けられることを心から嬉しく思います。
新スタジアムが完成し、そこでプレーできる日をみんなで心待ちにしています。あの素晴らしいスタジアムで、ファンの皆さんと一緒に試合を楽しめる瞬間は、きっと特別なものになるでしょう」
インテル・マイアミ マネージングオーナー ホルヘ・マス氏
「私たちはファンに“夢を見よう”と約束しました。そして、夢に基づいて築かれたマイアミを象徴するクラブをつくると誓ったのです。メッシが2028年まで契約を延長してくれたことは、この素晴らしい街への賛歌です。新スタジアムで新たな章を刻むことを心から楽しみにしています」
インテル・マイアミ 共同オーナー デイヴィッド・ベッカム氏
「私たちのビジョンは、最高の選手をこのクラブと街に迎えることでした。そしてそれを実現したのです。史上最高の選手をマイアミに迎えることができたことは、我々の覚悟を示すものです。
同時に、メッシ自身がクラブ、街、そしてこのスポーツに対してどれほどの情熱を持っているかを証明しています。彼はいまも勝利への意欲を持ち続けています。彼のようにサッカーを愛し、次の世代を鼓舞する選手を迎えられることを誇りに思います」
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