2025年シーズンが佳境を迎えているJリーグ。

本日1日には国立競技場で柏レイソル対サンフレッチェ広島のJリーグYBCルヴァンカップ決勝が行われる。

そうしたなか、『CIES』が興味深いデータを紹介していた。

世界55か国のリーグのなかで、在籍3年以上選手の出場時間の割合に基づく、最も安定したチーム編成をしているリーグをランキングしたもの(対象は現行シーズン)。

在籍3年以上の選手がプレーする割合が高いリーグをまとめたもので、J1は世界6位につけていた(24.9%)。およそ25%が3年以上チームに在籍している選手たちになるようだ。

なお、1位はスペイン1部のラ・リーガ(34.1%)。2位はドイツ1部ブンデスリーガ(30.9%)、3位はイングランド・プレミアリーグ(29.4%)、4位はロシア・プレミアリーグ(28.2%)、5位はイタリア・セリエA(25.4%)。

本田圭佑がCSKAモスクワでプレーしていた頃のロシアは、選手が国外へ移籍したくてもなかなかできない状況にあった。

現在、ロシアのチームはウクライナへの軍事侵攻の影響で、UEFAコンペディションから除外されており、そういったことも影響しているのだろうか。

Jリーグに続くのは、7位アメリカ・MLS(24.6%)、8位UAE1部リーグ(24.1%)、9位スイス1部リーグ(21.9%)、10位ノルウェー1部(21.1%)。アジア勢は日本とUAEの2つだけという結果だった。

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なお、CIES(国際スポーツ研究センター)は、FIFAなどの共同事業として1995年に創設された機関。

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