J1~J3の全クラブの頂点を決めるJリーグYBCルヴァンカップ。
1日に国立競技場で柏レイソル対サンフレッチェ広島の決勝が行われた。
J1で2位と5位につける両チームの対戦は、予想外の展開に。
広島が前半25分にロングスローからDF荒木隼人のヘディングシュートで先制すると、前半38分にはMF東俊希のフリーキックで追加点を奪取。
さらに、前半アディショナルタイムにもロングスローからFWジャーメイン良が3点目となるボレーシュートを叩き込み、広島が3点をリードして前半を折り返すことになったのだ。
柏は後半35分にエースFW細谷真大が意地のゴールを決めるも、相手の攻勢をしのいだ広島が3-1で勝利し、2022年以来2度目となる優勝を達成。
優勝の広島は賞金1億5000万円、準優勝となった柏は賞金5000万円を手にしている。
25歳の東は、精度の高いキックを持つレフティ。本人は「あんなフリーキックはなかなか決められない…」と試合後に吐露していた。
サンフレッチェ広島ユースが輩出した「地元出身」の最高傑作6名
フジテレビで試合を解説した元日本代表の小野伸二氏は、スピードと場所(コース)も最高のフリーキックだったと称賛。また、柏GK小島亨介にキックの瞬間を見せないような広島の壁の作り方も讃えていた。