2025年も残り2か月ほどとなった。
そうしたなか、国際プロサッカー選手会(FIFPro)は、今年の年間ベストイレブンを発表した。いわば、同業者が選んだ現世界最強の11人だ。
『BBC』も、「FIFProのベストイレブンは、プロサッカー選手だけの投票で選出される唯一のグローバルアワード。今年は世界68カ国から26,000人以上の選手が投票した」と紹介している。
その最強イレブンがこちら。
・女子
GK:ハンナ・ハンプトン(チェルシー)
DF:ルシー・ブロンズ(チェルシー)、ミリー・ブライト(チェルシー)、リア・ウィリアムソン(アーセナル)、オナ・バチェ(バルセロナ)
MF:アイタナ・ボンマティ(バルセロナ)、アレクシア・プテジャス(バルセロナ)、ギズラーヌ・シェバク(アル・ヒラル)
FW:クロエ・ケリー(アーセナル)、バーブラ・バンダ(オーランド・プライド)、アレッシア・ルッソ(アーセナル)
女子バロンドール受賞者であるボンマティや長谷川唯と仲良しで知られるケリーらが選出。また、浜野まいかも所属する英リーグ6連覇中のチェルシーからは3人が選ばれた。
・男子
GK:ジャンルイージ・ドンナルンマ(マンチェスター・シティ)
DF:アシュラフ・ハキミ(PSG)、フィルヒル・ファンダイク(リヴァプール)、ヌーノ・メンデス(PSG)
MF:コール・パーマー(チェルシー)、ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)、ペドリ(バルセロナ)、ヴィティーニャ(PSG)
FW:ラミン・ヤマル(バルセロナ)、キリアン・エムバペ(レアル・マドリー)、ウスマヌ・デンベレ(PSG)
UEFAチャンピオンズリーグ初優勝を遂げたPSGから多くの選手が選出されている(ドンナルンマも当時はPSG所属)。
その一方、リヴァプールFWモハメド・サラーが落選したことも話題になっている。
サラーは日本代表MF遠藤航も所属するリヴァプールのエースであり、昨シーズンは公式戦52試合で34ゴール23アシストと活躍し、プレミアリーグ優勝にも大貢献した。
それだけにSNS上では「サラーがいないのは完全に狂気の沙汰」、「52試合で57得点に関与したサラーはどこ?」という声もある。
ただ、今シーズンのリヴァプールは不調で、ここまで公式戦5ゴールを記録しているサラーも影響力の低下が指摘されている。