ドイツ1部マインツに所属するMF川﨑颯太が、監督との信頼を築き始めているようだ。
11月6日(現地時間)に行われたUEFAカンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ第3節で、川﨑と日本代表MF佐野海舟が所属するマインツはフィオレンティーナと対戦。2‐1で劇的な勝利を飾った。
1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、佐野のクロスにヘッドで合わせた韓国代表MFイ・ジェソンが決勝点を挙げた。
アシストでチームに貢献した佐野はもちろん、先発でフル出場した川﨑にも高評価が集まっている。
イタリアの古豪相手に本職のボランチではなく、前半は左ウィングバック、後半は右ウィングバックとして奮闘したからだ。
ドイツメディア『LigaInsider』によれば、7日に行われた記者会見でマインツのボー・ヘンリクセン監督は川﨑の働きを評価した。
「新しい大陸に来たら、まずは時間が必要だ。それは新しい文化であり、彼にとって全てが異なっていて新しいものだ」と新しい環境への適応について理解を示しつつ、「彼はドイツに来て4ヶ月が経ち、どんどん良くなってきている」と話した。
なぜ日本人選手をマインツは好むのか 「ハードワークなチームは日本の勤勉選手といい関係」と現地紙分析
「今、彼は少し落ち着きを見せてボールを扱っている。というのは、彼はここをより快適に感じているからだ。彼が次のステージに進むことができることを我々は望んでいるので、それはとても良い兆候だ」と、ヘンリクセン監督は未だ今季リーグ戦1試合出場の川﨑に更なる活躍を期待した。