日本代表の頼れる守護神に成長した鈴木彩艶。

23歳の大器は、セリエAのパルマでも正GKとして活躍してきたが、このほどアクシデントに見舞われた。

2-2の引き分けとなった9日のミラン戦にフル出場したが、終盤に左手を負傷。

その後、パルマは鈴木が骨折したことを発表した。

「鈴木は検査の結果、左手中指の転位骨折および舟状骨骨折が判明した。手術の可能性も含めて、今後数日中に専門医の詳しい診断を受ける」

骨折した個所を手術する可能性もあるとのこと。

日本代表は今年最後の試合を今月に戦うが、鈴木は怪我のために不参加が決定。日本サッカー協会は「野澤大志ブランドン(ロイヤル・アントワープ)の追加招集」を発表している。

鈴木の負傷離脱はサムライブルーだけでなく、パルマにとっても痛手。

『Sky』は「カルロス・クエスタ監督に悪い知らせ。パルマは鈴木を失うことになった」、『Corriere Dello Sport』も「パルマにとって悪い知らせだ」と伝えている。

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来年6月にはW杯が控えるなか、鈴木の離脱がどれほどの期間になるのか懸念される。

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