リヴァプールのアルネ・スロット監督が“敵将”ジョゼップ・グアルディオラ監督を称賛した。
今月9日(現地時間)に行われるプレミアリーグ第11節マンチェスター・シティ対リヴァプールを前に、スロット監督は英メディア『Sky Sports』の取材に応えた。
スロット監督は敵将について「彼のチームのプレーを見るのをいつも楽しみにしている。全ての対戦相手を分析しているとき、彼のチームの試合を5、6、7回と見ても決して退屈にはならない。少なくとも自分はね。彼のチームはいつもボールポゼッションへの素晴らしく明確なアイデアを持っていて、見る人を常に楽しませてくれるから」と高く評価。
さらに「最近は時間かせぎなどあまり好きではないことが増えてきたが、相手チームを苦しめるにはとても良い手段ではある。それもフットボールの新しい戦術だ。だけどペップのチームではそのようなことはほとんど見られない」と近年のトレンドに迎合しない姿勢も評価した。
最後に、「今からキャリアを始める監督たちの中で、ペップが成し遂げたようなレベルで1000試合を指揮することになる者がいるのか疑問だ。そのようなことを達成するのは恐らく既にとても難しいものになっているし、多くの犠牲を払うものになる」と語った。
リヴァプール戦で監督として1000試合目を迎えるグアルディオラ監督の華々しい業績に敬意を払った。
リヴァプールはプレミアリーグで既に4敗を喫し、現在6位。尊敬する敵将を相手に、スロット監督は勝利を掴み取れるか。