アメリカの人気Webサイト『bleacher report』は、「2012-13シーズンのプレミアリーグでブレイクが予測される10人」と題し、爆発候補をリストアップした。その顔ぶれは以下の通りだ。


ニック・パウエル(マンチェスター・ユナイテッド)

クルーの下部組織出身で、同クラブのOBである元イングランド代表FWディーン・アシュトンを超える存在として各方面から賞賛を浴びる天才MF。

2列目でボールを受け取ってからのミドルシュート、PA内に飛び出してのゴールを狙うプレーを得意としており、また、両足から正確なシュートを放ち難しいシュートでも枠に収める技術がある。

まだフィジカル面に不安は残るが、イングランドに未だ見つかっていない「ポール・スコールズの後継者」としても期待を集めている。

コリー・スミス(ノリッジ)

豊富な運動量とスピードを武器に、右サイドハーフ、右サイドバックでプレーするサイドアタッカー。

ノリッジのユースを卒業後、2008-09シーズンからトップチームに抜擢され、チャンピオンシップ、リーグワンとイングランドの下部リーグは既に経験済み。昨季はプレミアリーグの舞台を体感することは出来ず、バーンズリーへのレンタル移籍も命じれらたが、「新シーズンこそは爆発する」と見る現地ファンは多い。

ちなみに、ノリッジのユースチームではキャプテンを務めていた。

アダム・ララーナ(サウサンプトン)

イングランドには珍しいテクニシャン型の攻撃的ミッドフィルダー。

相手選手に囲まれても精度の落ちないボールテクニックを駆使したドリブル、センス溢れるスルーパス、正確なシュートと、攻撃に必要は能力を満遍なく兼備。また、サイドハーフ、トップ下、セントラルミッドフィルダー、フォワードなどあらゆるポジションで機能できる利便性も。

なお、2011-12シーズンの活躍(41試合に出場して11得点10アシスト)により、他クラブからの誘いもあったようだが、ユース時代から世話になっているサウサンプトンへの忠誠を宣言している。