パヴェル・ポグレブニャク(レディング)
プレミアリーグでの成功を信じるロシア代表ストライカー。
最前線で起点となるポストワークと圧倒的なパワーで放たれるシュートが武器。大柄だが、スピードやボールテクニックも標準以上のものを持っており、これといった弱点が見当たらないのが強味だが、不調時は球離れがやや悪くなる印象。
2006-07シーズンのゼニトで脚光を浴び、2009-10シーズンにシュトゥットガルトへ移籍するが、ブンデスリーガでは評判通りのパフォーマンスは見せられず、11/12シーズンには同クラブを退団した。だが、昨季途中に加入したフラムでは12試合で6得点と、爆発の兆しを見せる活躍を披露。前線の核として大きな期待が掛かるレディングでは真価が試される。
リカルド・ヴァズ・テ(ウェストハム)
若くから「ポルトガルの新世代を担うタレント」として注目を集めてきた逸材。
190cm近い長身ながら、しなやかな身のこなしが特徴的で、前線でターゲットになるよりも単独での突破能力や恵まれた身体能力を全面に押し出してのプレーを得意としている。また、不思議なステップも持っており、そのテクニックを生かすために右サイドでの起用されることも多い
なお、2005-06シーズンには、ボルトンで中田英寿と共にプレーしている。
ヘンリ・ランズバリー (アーセナル)
高い才能をアーセン・ヴェンゲル監督からも評価されている、セントラル・ミッドフィールド兼右ウィンガー。
テクニック、パスセンスがありDFの裏を取りエリア内に侵入して得点に絡む動きが持ち味。ワトフォード、ノリッジ、ウェストハムとレンタル先でもなかなかの結果を残しており、新シーズンはいよいよアーセナルでの飛躍が求められる。
ただ、そのためには課題とされる精神面を克服する必要があるだろう。「ワトフォードへのローン移籍を決断した際には「友人の近くに住めることが理由だった」と答えるなど、これまでプロ意識を欠いた言動や行動が目立っており、成長の妨げとなっている。