そして現地時間27日、この被害に遭ったのがバルセロナに所属するDFダニ・アウヴェスである。
Watch: Barcelona defender Dani Alves delivers perfectly nonchalant riposte to racist fan
http://t.co/SLRPetltmk pic.twitter.com/DXDqM34UpV
— The Telegraph (@Telegraph)
2014, 4月 28
ダニ・アウヴェスのこの後の行動はすでに報じられている通りである。節度のないサポーターから投げ入れられたバナナを、アウヴェスはなんと口に含ませ食したのだ。さらにはバナナの皮をポイッと放り投げ、コーナーキックをおもいきり蹴った。
試合後、アウヴェスは自身の行為について、「笑ってやらないといけない」とコメント。愚かな態度をとる観客を冷笑するかのような、毅然とした態度をとった。
しかし、思わぬ波及を見せたのはこれから先のことである。
このニュースを見た世界中のフットボールファミリーが、ダニ・アウヴェスの意思を尊重し、バナナを片手に写真を撮り始めたのである。
With my colleague Marta from Brazil we say
#NoToRacism. We are all equal. pic.twitter.com/0kWLsaAgwP
— Sergio Aguero (@aguerosergiokun)
2014, 4月 28
ネイマールが、セルヒオ・アグエロが、フッキが、そしてダヴィド・ルイスが続く。
キャプションには「僕たちはみんなお猿さん」を意味するハッシュタグ、 #somostodosmacacos も付け加えられ、ダニ・アウヴェスの友人たちが彼の行動を称賛する声をあげた。
そして、この"バナナの輪"は彼の友人以外にも広がりを見せた。