チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が夏のマーケットで大型投資を行うと噂されており、『Telegraph』は中盤の補強候補として3人の選手の名を挙げている。

DFのダヴィド・ルイスをPSGへ4000万ポンド(約68億円)で放出したチェルシー。その資金を元手にモウリーニョがチームの改革を推し進めるようだ。補強候補としてリストアップされているのはトッテナムのパウリーニョ、ユヴェントスのポール・ポグバ、そしてアトレティコ・マドリーのコケの3名の模様。いずれかの選手をチームに加えたいと考えており、モウリーニョ監督は日本時間25日早朝に行われるチャンピオンズリーグ決勝にも訪れるようだ。

3選手は共にクラブの心臓部を占める選手。簡単に獲得することは難しい。『Telegraph』によれば、パウリーニョについてはトッテナムも売却を検討しているが、獲得時の1700万ポンド(約29億円)の2倍は欲しいと考えているという。コケについては既に報じた通り、ジエゴ・コスタとフィリペ・ルイスの移籍交渉にも移っていると噂されていることから、3名同時の引き抜きは非現実的だ。

最も可能性があるのはフランス代表のポグバかもしれない。ポグバの代理人は辣腕で名を馳せるミーノ・ライオラ。不可能を可能にしてきた代理人であり、既にポグバの年俸アップを求めて退団も辞さない様相でクラブと交渉を進めている。ユヴェントスは当然交渉を拒否しているが、チェルシーが相応の移籍金を準備した場合、手放すかもしれない。

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