開幕からの活躍で一躍ブレイクを果たすとイングランドのビッグクラブが獲得に興味を示しているとも伝えられるまでになった。2013年末にはあのアンドレ・ヴィラス=ボアスからも「今年のビッグサプライズ。体の使い方がムサ・デンベレによく似ている」と讃えられた。

また、ポルトガルのパウロ・ベント監督も信頼を置いているようで、今大会の最終登録メンバー23名に選ぶともに、「ウィリアンは素晴らしいクオリティーを持った選手。代表のシステムでのプレーにもうまく適応しているよ。戦術的に有能さ。技術面は別にしてもね」と讃え、今ワールドカップにおいて一躍名をしらしめる存在になりえることも否定しなかったという。

一方、カルヴァーリョ自身は「(W杯のメンバー入りは)とてもいいニュースだった。期待していなかったけど、うまくいったね。嬉しいよ。夢が叶ったからね」とその喜びを語った。そのうえで、スポルティングの先輩クリスティアーノ・ロナウドのような急激なステップアップではなく、自分は自分の道を歩むと口にしたそうだ。プレー同様に地に足が付いた選手といえそうである。

今夜、ドイツとの大一番を迎えるポルトガル代表。もし彼がピッチに立っていたら是非注目して欲しい。

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