動画で見る! アジアカップスターズは第15回目。今回はイラクから。

ユース年代が非常に結果を出している事で知られており、今回はなんと23人中18人が23歳以下という信じられないほど若いチームとなっている。

もちろんアンダーからの突き上げの結果であるが、その一方で海外にベースを置く選手の力も大きい。

スウェーデンから来たアハマド・ヤシーン、イングランドで育ったヤースル・カーシム、そしてオランダ育ちのウサマ・ラシド。怪我で招集を逃したが、オーストラリアで台頭するアリ・アッバースもいる。

その中で加入からすぐスタメンとして欠かせない選手になっているのが、アメリカ生まれの異色のドリブラー、ジャスティン・ミーラムである。



ジャスティン・デイヴィッド・ミーラム "ヒクマット・アジーズ"

1988年12月4日生まれ 26歳

父親と母親はイラク人であるがキリスト教徒であり、60~70年代に米国に移住した人物。その為ジャスティンは完全なアメリカ生まれ、アメリカ育ちである。

アリゾナ州のヤヴァペイ大学でプレーし、その後ミシガン大学に移って活躍。2011年にMLSスーパードラフトでコロンバス・クルーに指名され、プロデビューを果たした。

2014年シーズンは彼にとって飛躍の年となり、32試合に出場し、そのうち19試合で先発。52本のシュートを放ち8ゴールを決めるなど中心選手の一人に成長している。

鋭いドリブルから繰り出す突破でゴールに向かう勢いあるアタッカーであり、攻撃的な位置であればどこでもこなすことが出来る。

イラク代表としてはまだ初ゴールも決めておらず、6試合しか出場していないものの、そもそも招集されたのが昨年末のガルフカップ。しかしいきなりすべての試合でプレーしており、既にイラクの攻撃陣には欠かせない戦力となっているのだ。


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