アルビレックス新潟での展望は...!?

ここまで述べてきたように最高到達点という意味での爆発力は素晴らしいが元々遅咲きで活躍した期間も短く、また非常にムラのあるタイプなだけに、Jリーグでの将来を予想することは困難である。

しかし新潟といえばレオ・シルバら数々の優良外国人プレイヤーを発掘したことでも知られるように、人格まで含めた選手のスカウティングには非常に定評がある。つまり、クラブは彼を再生する見込みを持っているということであろう。

彼の獲得はイコールで今年の新潟がどのような戦いを目指すのかを示すものでもある。

それは攻撃的な戦いをするということだが、もし、コルテースが2011-12年当時の力を発揮できれば、Jリーグでは滅多にお目にかかれないレベルのプレーが披露されることは必至。その場合、新潟が“超攻撃的なスタイル"でJリーグを席巻するのかもしれない。

最後にこちらの動画を紹介しよう。

この動画はコルテースが唯一セレソンで出場した2011年9月、アルゼンチン代表戦での彼のプレー集だ。

この試合は当時の国内組限定であったがネイマール、ロナウジーニョ、ルーカス・モウラが出場している。特にネイマールと左サイドを形成したコルテースは躍動。負傷により85分で退いたが、デビュー戦で宿敵への勝利に貢献し高い評価を受けたのである。この動画を見れば、彼が日本に来るというだけでもワクワクしてくるものであろう。

2015年のJリーグにまた1つ楽しみができた。

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