『Gazzetta dello Sport』は「パルマの本拠地であるスタディオ・エンニオ・タルディーニは、電気代の滞納により供給が停止された」と報じた。

昨年から深刻な経営難に見舞われているパルマ。先月新たに会長に就任したジャンピエトロ・マネンティ氏がその解決に向けて動いているものの、2月15日の支払期限はとっくに過ぎ去っており、それでもまだ必要な資金は到着していない。

先々週のウディネーゼ戦では照明や会場スタッフの経費を支払うことが出来なかったために試合が延期となっており、先週のジェノア戦も行われていない。

また、スタディオ・エンニオ・タルディーニのロッカーやベンチなどの各種備品は公的機関に差し押さえられており、既に競売にかけられている状態にある。

そして今回の報道によれば、エンニオ・タルディーニはおよそ100万ユーロ(1億3500万円)の電気代を滞納しており、そのために供給が停止されたとのことである。

今週末にはこのエンニオ・タルディーニでアタランタとの試合を行う予定となっているものの、このままでは経費どころの問題ではない状況となる。

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