3月24日、『Ghanasoccernet』は「リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、ヴィトーリア・ギマランエスに所属しているガーナ代表MFバーナード・メンサーの獲得を検討している」と報じた。
バーナード・メンサーは1994年生まれの20歳。フェイエノールト・ガーナのアカデミー出身で、2012年にポルトガルのヴィトーリア・ギマランエスに加入。
昨シーズンBチームでプロデビューを果たし、MFながら9得点をあげる活躍を見せてトップチームに昇格。今季は絶対的なトップ下としてプレーしており、1部でも有数の攻撃的MFとして名を上げた。
軽やかなボールキープを持つテクニシャンであり、決定的なパスや得点力を備えているなど、ガーナには非常に珍しい才能を持っている選手だ。
ただ、バーナード・メンサーは『All Sports』の取材に対して以下のように話し、バレンシアからの公式なオファーがあったわけではなく、現状では自分のクラブに集中すると答えた。
バーナード・メンサー
「あるクラブからの関心が寄せられているというのはメディアで見たよ。しかし、僕の集中は自分のクラブにある。我々がヨーロッパの舞台に出られるようにね」
バレンシアは昨年シンガポール人オーナーのピーター・リム氏が就任したことで知られているが、彼はポルトガル出身の大物代理人ジョルジュ・メンデス氏と懇意である。
そのため昨年夏にはベンフィカからロドリゴとアンドレ・ゴメスを獲得するなど、ポルトガルとの関係がうかがえる補強も行っている。