サミール・ハンダノヴィッチ

所属:インテル
国籍:スロヴェニア
ポジション:GK
年齢:31歳

インテルとの契約延長に未だ合意していないハンダノヴィッチ。5月には「お金の問題ではない」と語っていたが、最終的に移籍せずに当面の残留が決定している。守護神というポジションをふまえると1月の移籍ウィンドウでの退団は考えにくいが、来年の夏にフリーで退団する可能性はゼロではない。

今夏の移籍ウィンドウではレアル・マドリーが獲得を狙っているとも報じられていた。これはデ・ヘアを獲得できなかった場合のオプションとしてのリストアップだったようだが、最終的にデ・ヘアの移籍は実現せず。それらの経緯をふまえると、ハンダノヴィッチ側にもレアル・マドリーからの接触があり、そのために契約延長に応じなかった可能性も考えられる。

今後もレアル・マドリーがデ・ヘアを軸に考えることは充分にあり得るだけに、ハンダノヴィッチ側が移籍を諦めて残留する可能性は充分にあり得るだろう。

ラフィーニャ・アルカンタラ

所属:バルセロナ
国籍:ブラジル
ポジション:MF
年齢:22歳

今後の移籍ニュースで頻繁に目にすることになるのはおそらくこの選手の名前だろう。バイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFティアゴ・アルカンタラの弟であり、父親は元ブラジル代表MFのマジーニョ。バルセロナの下部組織出身のMFである。

兄のティアゴ同様にスペイン代表として各年代でプレーしていたが、2013年にブラジル代表を選択。先日は負傷した選手の代わりにフル代表に選出されている

ルイス・エンリケ監督の秘蔵っ子であり、エンリケがセルタの監督を務めた際にローン移籍した選手だが、昨シーズンは途中出場が多くバルセロナの層の厚さを痛感することに。今季こそブレイクしたいところだが、出場機会が充分に得られない場合は、他のカンテラ出身選手と同じように他クラブに出番を求めることになるはずだ。

もちろん、兄ティアゴが出番を求めてバイエルンに移籍した影響も充分あるはず。2月にラツィオへ移籍が噂されて以降は目立った報道もないが、今後存在が注目されるのは間違いないだろう。

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