ラグビーの監督さんは5ヵ月準備したと言っていました。

私もやはり5ヵ月…(?)。ある記事では、オーストラリア人コーチも代表に来たと。

そして、日本の人たちは『狂った人が来たんじゃないかな』と言っていた、と。5ヵ月後に南アフリカに勝とうと言っていました。

例えば、今我々が急に『世界一になろう』と言っているようなものですね。ただ、彼らはものすごいトレーニングをして、よく働いたと思います。そして5ヵ月間、かなりの苦労をしたと思います。そして最後には全てが報われたと。日本のラグビー界の歴史にかなり大きな結果を残した。もちろん彼らもまだまだ向上する力があると思いますけれど。

そして、彼らのコーチの一人が言っていたフレーズがあって、『日本人は(相手を)リスペクトしすぎだ。自分たちはあまり(相手を)リスペクトしていない』、と。

それを我々のサッカーの選手にも感じることがあります。それもあって、私の口からいつも『勝利』という言葉を発しています。『みんな勝つよ、そのための準備だよ』、それはいつも言っています。

今回の2試合の話ですけども、20人のフィールドと3人のキーパーを選びました。少し変更もありえます。それは怪我の原因ですね。

昨日まで2人、または3人の疑わしい選手がいたので、それに対して考えていました。この2-3日かけてテクニカルスタッフとメディカルスタッフで選手とかなり密にコンタクトを取って、それから現地のドクター、メディカルともコンタクトを取ってきました。そして、今日決断したわけです。

さきほど1時まで、ヒロキ(酒井宏樹)に関してずっと考えていました。それから遠藤ですね、湘南の遠藤。まぁ、残念ながら2人とも怪我があるということで、このリストには入れていません。

OK。3人のキーパーから始めます。

【次ページ】GKの人選について。川島永嗣にも言及