『Mirror』は「アーセナルに所属しているチェコ代表GKペトル・チェフは、優勝のチャンスがあると思ったから移籍したと話した」と報じた。
ティボー・クルトワにポジションを奪われたことから、今年夏にアーセナルへの移籍を決断したペトル・チェフ。
新天地に移った彼は序盤から活躍を続け、プレミアリーグ記録となる170クリーンシート(無失点)を達成した。
長い時間を過ごしたチェルシーを離れた理由について、彼はアーセナルが優勝できる可能性があると判断したからであると答えた。
ペトル・チェフ
「簡単ではない決断だったね。しかし、僕は常に勝利に向かうことが出来るチームを求めていたんだ。もし僕がそう考えていなかったら、ここに来たかどうかは分からない。
僕はサッカーをプレーする。それは楽しむためだけじゃない。チャレンジが好きだし、最高の選手と競争したい。
しかし、僕は試合に勝つためのチャンスが欲しいんだ。
僕はこのチームが勝利できるクオリティを持っていると信じている。そして、上手く行けば我々はこのリーグで思ったような歩みが出来る。
それはとても難しいことだし、長い道のりだ。しかしチームはそれが出来るだけの能力を持っていると信じている。
我々は良いポジションにいる。混戦の中にはあるが、タイトルを勝ち取るためにプレーし、出来るだけ長い間この順位を守っていきたい。
そして常に我々はポジションを改善させるチャンスを持っているし、それが出来ることを望んでいる。
このリーグはとても面白いシーズンを迎えていると思うよ。毎週のように順位が代わっていく。
しかし、3月まで我々がこの位置を保てば、プレミアリーグを勝ち取る可能性が出てくる。それは素晴らしいことだし、我々が唯一求めているものだ」
「(チェルシー退団、アーセナル加入について)
ベンチに座るのは自分の時間ではないと気付いたんだ。僕は試合に出たかった。なぜなら、自分はプレーできるクオリティを持っていると信じていたから。
それは、僕がアーセナルに行ってプレーしようという決断を考え出させたものだ。
クリーンシート(無失点)は常に難しいものなんだ。今は現代的なテクノロジーがあり、キックのスピードも上がったし、人々は多くのゴールと、速いボールを求める。
それは不安定なものであるし、選手はさらに落ち着いてシュートを放てる。
トリッキーなものだね。なぜならボールの性質がコントロール出来ないものになっているし、準備をしておかなければいけない」