ペトル・チェフ
「(フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語、そしてチェコ語を解するね?)
僕はサイドバック(ナチョ・モンレアル+ベジェリン)とはスペイン語で話す。コシェルニとはフランス語で、メルテザッカーとは英語だ。彼は僕と同じくらい話せるからね。
時に外国人選手は言っていることが分からないかもしれない。そのときに気付くんだ。彼らの言語で話した方が理解してくれるだろうと。そういうことだよ」
「(ヘッドギアをつけているが、再度の怪我の心配は?)
怪我明けの時だ。チームでの最初のトレーニングを覚えている。ゴール前でひどい混乱があったんだ。誰もがボールを蹴ろうとした。
どこからも足が向かってくる状況で、僕はダイブしてボールをなんとか掴んだよ。皆が僕を蹴ってきて、彼らは皆言うんだ。『そんなつもりじゃなかった』ってね。
僕はプレーしていただけだった。それらのことを何も考えていなかったんだよ。
もし僕が怪我をしていたら――まあそういうことになる。そのようにしていたら、怪我は避けられないんだ。
試合の間、僕はミスをすることを考えることはない。ただプレーする。毎分毎秒に集中する。
試合が終わった後、座って思うんだ。『良かったのか、悪かったのか…』とね」
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