ボビー・チャールトン(元イングランド代表MF・FW)

3度のリーグ制覇にヨーロピアン・カップ優勝、さらにはイングランド代表史上唯一となるW杯優勝(1966)…。選手時代のサー・ボビーは数多くの栄冠を勝ち取ったが、監督としては成功できなかった。

プレストン・ノース・エンドを率いた初年度はチームが降格し、翌年の途中にクラブを離れた。指揮した99試合の勝率は33%に留まった。

1980年代初頭にはウィガンの暫定監督を短期間務めるも、9試合で勝ったのは2試合のみ。その後はディレクター職に転向した。おそらくそれは最善であった。

ローター・マテウス(元ドイツ代表MF・DF)

W杯で優勝し、バロンドールにも輝いたことのあるドイツの重鎮マテウス。これまで7つのチーム(クラブ・代表)を率いており、その初めはオーストリアのラピド・ウィーンであった。

そして、彼のこれまでの婚姻関係や結婚問題のように、彼と彼が指揮したチームはとげとげしい状況で袂を分かっている。