中村 航輔(GK/21歳/柏レイソル)
昨シーズン、レンタル先のJ2・アビスパ福岡でセンセーショナルな活躍を見せた“リアルSGGK”。
福岡のサポーターは昇格の立役者となった中村の残留を望んだが、柏は長年不動の守護神として君臨した菅野孝憲の移籍を許可し、正GKとして呼び戻した。この事実がクラブの中村に対する期待を物語っているだろう。
1月のAFC U-23選手権は直前の負傷により離脱、同大会では櫛引政敏がビッグセーブを連発しアジア制覇の原動力となった。リオ五輪のゴールマウスを守るにはJ1で“違い”を見せ付ける必要があるが、それだけの能力を十分に有した選手だ。
関根 貴大(MF/20歳/浦和レッズ)
浦和ユース出身、高いテクニックと一瞬で最高速度に到達する加速力が武器のドリブラー。昨シーズン、右ウィングバックのポジションを獲得し、5月の月間MVPに輝くなど、チームの1stステージ優勝に貢献した。
リオ五輪世代では最も結果を残している選手の1人だが、AFC U-23選手権の選考から漏れ、ファンの間で物議を呼んだ。それだけに今年は議論の余地がなくなるほどの活躍を見せ、手倉森誠監督に良い意味で“プレッシャー”をかけてほしいところだ。