▼レスターの慧眼
いまやクラウディオ・ラニエリ監督も「ヨーロッパにおいて最高のMFになりえる」と太鼓判を押しているカンテ。
彼はレスターがナイジェル・ピアソン前監督時代から狙っていた選手だ。指揮官がラニエリへと交代した後に560万ポンド(10億円)という移籍金を支払って獲得しているが、スカウトであるスティーヴ・ウォルシュの強い推薦が決め手になった。
ラニエリは当初、165cmと小柄なカンテはフィジカル的に厳しいのではないかと感じていたという。ただ、ウォルシュの意見を聞き入れ獲得した結果、当初の考えは間違いだったことが証明されたと認めた。
クラウディオ・ラニエリ(レスター監督)
「6月に私がここにやって来た際、彼(ウォルシュ)は売り込んできた。7月にもね。
彼は言ったんだ、『カンテ。クラウディオ、カンテだ』ってね。
彼は私以上に契約することを決心していた。我々にとって彼(ウォルシュ?)は素晴らしい」
「彼(カンテ)には改善できるところがあると思う。だが、(現時点でも)とても重要な存在だ。多くのボールを取り戻してくれるからね。
ヨーロッパで最高のMFのひとりになれるかって?彼はその目標に到達することができるよ」