ズデネク・ゼーマン

「(ドーピングは若い選手に死のリスクを負わせている?)

私はそれについては考えていないが、証明されている事実でもある。アメリカの科学的研究では、16%ものアスリートが薬物を使っているというものもある。それは多すぎるね」

「(イタリアのリーグは恋しい?)

テレビで十分だな。常に故郷へ帰るのは素晴らしいものだが、私は何も懐かしくない。そして、イタリアのサッカーは今最高のシーズンを送っているとは思わないからな。

ヨーロッパでは、少なくともイタリアよりもいいサッカーをしている3~4の国があるよ。

我々イタリア人は、スイスでのサッカーについて悪いことを言う。しかし、それは現在では間違っているのだ。

そこには3つのチームがある。バーゼル、ヤングボーイズ、そしてグラスホッパーだ。彼らはセリエAでも場違いに見えないものたちだ。

バーゼルはチャンピオンズリーグで敗れてしまったが、しかし高いクオリティを持っている。ヨーロッパリーグの二回戦も突破した」

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