『Express』は「コンゴ民主共和国代表FWディウメルシ・エンボカニが代表からの引退を表明した」と報じた。
ノリッジ・シティでプレーしているディウメルシ・エンボカニは、代表に合流する途中、先月発生したベルギーでの自爆テロに遭遇。幸いにして彼の家族に怪我はなかったものの、精神的なダメージから代表への合流を避けていた。
彼は事件について以下のように話し、その後のサッカー連盟の対応に不満を述べると同時に、代表からの引退を表明した。
ディウメルシ・エンボカニ
「僕は、あの自爆テロ事件の時にブリュッセル空港にいたんだ。
そのあとすぐ、僕はテオ・ビナムング(サッカー連盟副会長)に電話をかけた。そして、彼はその後連絡すると話し、それを切った。
しかし、その日から誰も僕に電話をかけてくることはなかった。僕が経験したことに対しての応援や励ましのメッセージさえない」