ケヴィン・バクスター
「テロリスト対策で厳戒態勢にあるスタジアムに、どのように爆発物を持ち込んだのかは不明である。
しかし、フランスの警察や保安要員は、これらの暴力に圧倒されてしまった。彼らは近隣諸国に助けを求めている。
ところが、誰もがそれを支援しようとしているわけではない。
ロシアの国会議員であるイーゴル・レベデフは、自身のSNSでこのように話している。
『私は、ファンの戦いに何も間違ったものはないと見ている。立ち向かったのだ。若者たちはよくやった。これを続けるべきだ!』
クレムリンのスポークスマンは、ロシアのファンを含めた暴動があったと述べた。プーチン大統領も「絶対に容認できない」と言っていた。
ところが、経済フォーラムに出席したプーチン大統領のコメントは以下のようなものだった。[Qoly] 暴動はウソ?プーチン大統領、EUROでのロシアサポ暴走に疑問視 https://t.co/SaLdLHbGJu
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月17日
1000人以上集まっていたロシアの観衆はこれに対して拍手と笑いと送ったという。
レベデフとプーチンによる物事の見方は、ロシアが2018年ワールドカップをホストすることを考えれば、非常に厄介なものだ。
ロシアの当局は混乱を一切許容しない姿勢を明らかにしている。
しかし、彼らを管理する最高責任者たちは――プーチンは軽度の非難だけ、レベデフに至ってはむしろ公にサポートしたのだ」
「EUROの暴力は、ワールドカップへの警告だ」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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