ケヴィン・バクスター
「それは国際サッカー連盟(FIFA)にとって大きな懸念になるだろう。彼らは、このところのスキャンダルによる悪評を払拭することを期待している。
我々は、このジャンニ・インファンティーノによる新しい政権がいいものなのかどうか、判断しなければならないのだ。
これは世界で最も重要なスポーツイベントのことである。汚職、LGBT差別、人種差別が横行するスポーツの中でだ。
その醜いもののリストに、我々は今再びフーリガンという言葉を加えなければならないかもしれない」
「再びロシアの国会議員、そしてロシアサッカー連合のメンバーでもあるイーゴル・レベデフがインタビューで語った言葉を見てみよう。
『十中八九、サッカーファンが戦うために試合へ行くのは普通のことだよ。
若者たちは自身の誇りを、国家の誇りを守ったのだ!イングランドのファンに我々を、我々の大地を冒涜させなかった!
我々は彼らを許し、理解するべきだ』
凶悪な者達、そしてそれを助ける者たちは、これらの言葉を議論にぶつけるべきではない。しかし、アイルランド代表のサポーターである『グリーン・アーミー』は、それに対抗する手段を表現した。
ボルドーでは、3-0でベルギーに敗れたあと、彼らは緑のビニール袋で武装し、街や公園に散らばったゴミを相手にそのエネルギーを振るったのだ。
街では老夫婦やサイクリストを助け、その人道的行為は世界中で話題になった。そこかしこで行われた優しさは、SNSで話題になり、イーゴル・レベデフの言葉に立ち向かっている。残念ながら、アイルランドはもう母国に帰ってしまうのだが・・・。
そして、ワールドカップはもう2年後に迫っている」
「EUROの暴力は、ワールドカップへの警告だ」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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