パウロ・フットレ(ウェストハム):16

ポルトガルの大スターであるフットレ。ハリー・レドナップは彼がウェストハムに来た時のことを自伝に書いている。

「監督のエディは彼に16番を与えた。彼はそれを受け取ったが、最初のアーセナル戦を終えた後、エディの顔に投げつけた。『フットレは10だ。16じゃない。エウゼビオは10、マラドーナも10、ペレも10,フットレも10だ。16みたいなクソじゃない』と言ってね。

当然監督は『それを着けたくないなら出て行け』といったが、次の月曜日にフットレは弁護士と10番を着けるための交渉を行っていた」

最終的にフットレは10番を手にするために10万ポンド(およそ1274万円)を支払ったという。

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