南野 拓実
出場した年:2010年(準優勝)
現所属:レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
関係者や若手に詳しいファンに早い時期から“超逸材”として話題を集めた南野もまた、「94ジャパン」の絶対エースとして日本を3大会連続でU-17ワールドカップに導いた。
現在では左右両サイドの選手として結果を残しているが、このチームでは最前線を担当。その体型やプレースタイルからロマーリオ、セルヒオ・アグエロにも例えられた。本大会出場を決めたイラク戦でのこのゴールは、まさに彼らを彷彿とさせるものがあった。
5ゴールを記録し大会得点王に輝いた南野。本大会ではチームの戦術に馴染めず活躍できなかったが、その時味わった悔しさが現在の彼に繋がっていると言えるだろう。