セルヒオ・ラモスはカマスという街の出身。

カマスはアンダルシア自治州にあり、セルヒオ・ラモスは同州の州都であるセビリアを代表するクラブ、セビージャの下部組織で育った。

そう、セルヒオ・ラモスが巻いていたのはアンダルシア自治州の州旗だったのだ。

スペイン人は比較的民族意識がはっきりしており、スペインという国家以上に自ら生まれた自治州にアイデンティティを持つ人も少なくない。

そのためこうしたセレモニーではスペインの国旗ではなく、自らの出身地である州旗を身に纏う選手が少なくないのだ。

そうした行動をよく見せる選手の一人が、ジェラール・ピケ。

こちらは2014-15シーズンのCL決勝後のものだが、ピケはカタルーニャ自治州の州旗とバルセロナのクラブカラー(青とえんじ)が融合されたフラッグを持っていた。良い悪いではなく、いかにもスペイン的な傾向であると言える。

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