ルイス・エンリケ監督が昨季限りで退任となったバルセロナ。新たな指揮官は、53歳のスペイン人エルネスト・バルベルデに決まった。

ここでは、『Squawka』による「バルベルデがバルサでの新シーズンに向け、やらなくてはならない5つのこと」を見てみよう。

1、メッシとイニエスタの将来を確実なものにすること

これは大きな問題だ。アンドレス・イニエスタはキャプテンであり、完全なるレジェンドである。そして、リオネル・メッシは史上最も偉大な3人の選手のひとりだ。

ただ、両者の契約は2018年6月末までとなっている。バルベルデはすぐにこの問題に取り組み、自らのプロジェクトのビジョンや安定性で彼らを説き伏せなくてはならない。

メッシの契約延長はマストだ。一方のイニエスタについては、プレータイムをしっかり管理できれば、もう5年はプレーできると信じさせる時だろう。

先日イニエスタは必ずしもバルサで引退するかは分からないというような発言をした。指揮官はプレータイムが減る役割について説得する必要があるだろう。とはいえ、それはバルベルデが取り組む長期的な見通しにおいて、不可欠なものでもある。

2、右サイドバックの獲得

昨夏ダニ・アウヴェスが退団したバルサは、代役となる右SBを獲得しなかった。その代わりに必要のなかった控えストライカー(マラガへと放出したサンドロ・ラミレスは移籍先で真価を発揮した)と控えGKを加えたが、それは余分だった。

それはひどい失敗であったが、この夏に同じ過ちを犯すことはできない。移籍市場に目を向け、右サイドを冷静にパトロールできるサイドバックを探さなくてはいけない。

アウヴェス2世はいないかもしれない。だが、いいサイドバックがいかに重要なのかは、今季のCL準決勝でアウヴェスとマルセロが証明している。バルサが補強しなければいけないポジションだ。

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