ミーノ・ライオラ

「我々はこれまで金銭や契約解除条項について話し合うことすらしていない。

なぜなら、それをすることも許されなかったからだ。ジージョ(ドンナルンマ)にとって最善のことを考えることも許されなかったからだ。

彼は新しい契約にサインする準備ができていた。その心に疑いはなかった。しかしミランは、彼の周りの環境を理由に交渉を打ち切ったのである。

私はこの責任を取る。彼らは我々にそれを強いたのだ。ミランがドンナルンマを失ったのだ。

ジージョは率直に言っていた。『彼らが僕と家族を侮辱している。脅迫している。そんな時に交渉を続けるのは正しいと思わない』とね。

例えば、今クラブの本部正面に掲げられた(ドンナルンマを批判する)バナーだ。クラブは選手を守るべきだ。だったらそれを取り除くべきだろう。

クラブは選手を支援し、キャリアを後押しすべきだ。決して『スタンドに送るぞ』と脅迫することではない」

(レアル・マドリーやPSG、ユヴェントスと交渉しているという話も?)

「ビッグクラブとドンナルンマについて話したことはない。他のチームとの契約もない。

ジージョは14歳の時からユヴェントス、レアル・マドリー、そして他のビッグクラブからのオファーがあった。行きたいなら、その時に行っていた。

すぐに移籍することはないというのは保証することが出来るよ。

私は、既にフリーエージェントで出ることはないと保証していたので、契約締結を急いだことはなかった。もっと緩やかなアプローチを望んでいた。

準備ができていない意思決定を余儀なくされたので、我々は断ったのだ。

マッシミリアーノ・ミラベリSDとはやっていけないよ。波長が合わない。彼がやっていることはモラルハラスメントだ。

マルコ・ファッソーネCEOとの問題はない。ミランと戦争する気もない。しかしこのような状況ではどのような解決に至るのかがわからない。だから6月13日までに決断を下したのだ」

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