CM:フランク・ケシエ

ローン先:ミラン

保有:アタランタ

昨季のセリエAで4位と大躍進したアタランタ。そのなかで、コートジボワール代表MFケシエは最もブレイクした選手のひとりだった。彼は2年間のローン移籍+買い取り義務という形でミランへ加入した。

CM:ハメス・ロドリゲス

ローン先:バイエルン・ミュンヘン

保有:レアル・マドリー

スターとしての資質に疑いはないが、ジダン監督の元でのマドリーでハメスは定位置を確保することはできず。昨季のCL決勝のメンバーから外れた際、不吉な予感はしていた。

マドリーはハメスの取り引きで巨額の損失を出すことになりそうだ。2014年に6300万ポンド(現レートで91.4億円)でモナコから獲得したが、バイエルンへのレンタル料は1000万ユーロ(12.9億円)であり、完全移籍となったとしても3520万ユーロ(45.7億円)の移籍金しか得られない。

LW:メフディ・カルセラ

ローン先:オリンピアコス

保有:グラナダ

かつてベルギーでも期待されていた存在で、その後モロッコ代表に鞍替えしたテクニシャン。

昨季リーガから降格したグラナダにあって、カルセラはいいパフォーマンスを見せた選手のひとりだった。それによって、リーグ7連覇中のオリンピアコスへの移籍に繋がった。

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