2016年末に日本で行われたクラブワールドカップで本格的に採用されてからちょうど1年が経ったビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)。
ポルトガルリーグやセリエAでは早くも導入が始まり、来季からはリーガ・エスパニョーラやブンデスリーガでも使われる予定だ。
使用する国は増えているが、その一方で選手からは賛否両論が相次いでおり、必ずしも全員が納得できるものにはなっていない。
この1年間使われてきたビデオ副審について、編集部はどのような感想を持っているのか?意見を集めてみた。
編集部S:賛成
ジャッジの正確性が向上するならば、積極的に導入すべきだろう。
先日行われたブンデスリーガで、退場宣告を受けた選手がピッチを離れ、VARによる再判定の結果再びプレーに戻ったというケースがあった。
もちろん選手にとってはメンタル面での切り替えが難しく、見ている方にとっても状況が二転三転するのは好ましくはない。
それでも、間違った判定のままゲームが続き、プレーしている方も見ている方もモヤモヤを抱えるよりは遥かにマシである。
VAR制度に対する世界的な抵抗意識は、時間がある程度解決すると考える。