田川 亨介(サガン鳥栖)

1999年2月11日生まれ(19歳)

U-15が昨年、日本クラブユース選手権と高円宮杯全日本ユースの2冠を達成。さらに今年に入り、オランダの名門アヤックスと育成強化のパートナーシップ契約を結ぶなど、下部組織の充実が止まらないサガン鳥栖。その象徴として現在トップチームで活躍するのが、19歳のFW田川亨介だ。

プロ1年目の2017シーズンは24試合に出場し4ゴールを記録。マッシモ・フィッカデンティ監督の評価は高く、今シーズンも開幕から2試合連続でスタメンを務めている。スピードを生かした裏への抜け出しを得意とするほか心身の強さも備え、ヴィッセル神戸との開幕戦では自身が獲得したPKを直訴して蹴り、しっかり初ゴールを決めてみせた。

2節のV・ファーレン長崎戦ではスペースを消された相手に持ち味を発揮できなかったが、これも経験。昨年のU-20ワールドカップに久保建英とともに“飛び級”で出場した若きストライカーは、今シーズンも大いに注目である。